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「町田」の「豊満おばさま」

2012/04/23 01:42

 

 

あなたは私に町田の豊満おばさまを紹介してくださるらしいが、

そりゃね、私はyou tubeで ミス ハンナ・ミンクスの動画を楽しみに観るくらいだから、

すこぶる豊満な女性は好きな方だし、化粧の濃い原色の女性はとてもタイプなのだけれど、

いま、私が紹介して欲しいのは、しょうじき小松菜の料理法なのですよ。

 

というのも、そろそろ鍋の季節も終ろうとしている今日この頃、……なのに買ってしまったしゃぶしゃぶのごまだれ。

しかし、冷蔵庫にあるのはしゃぶしゃぶ用の豚肉と野菜は小松菜だけで、果たして小松菜って、

ごまだれに適した食材なのだろうか? という疑問が湧く。

 

「ああ、困ったな、困った菜……なんだかとっても小松た菜、で小松菜!」ちゅーて遊んでいるわけにもいかず、

さっそく私はスマートフォンを手に取ると、あなたを起こし、ってつまり、

しゃべってコンシェルというアプリを起動させ、本体の左下のちんまい穴に向かいて、

「こぉ まぁ つぅ なぁ のぉ りょ~う~りぃ」

と、事情を知らない他人が見れば、それはまるでアホの子供か、それともあるいはアホの大人か、

どちらにしろアホにしか見えない調子で言ったのに対しての返答が「町田の豊満おばさま」だったのだ。

 

現在のスマートフォンは音声が主流になっているようで、

たとえばグルグルの音声検索で「こまつなのりょうりほう」と声に出して言えば、うまくいけば一発で、

「小松菜の料理法」と変換され、文字キーや手書き入力の手間を省くことができるのだ。

 

そうして、ドコモのしゃべってコンシェルというアプリは、それより数段先んじていて、ただ文字変換するだけでなく、

問いかけ(質問や命令)に対しては、思考し、最適な答えを音声と文字で教えてくれるのである。

「こまつなのりょうりほう」と問いかければ、音声と文字で、

『クックパッドで「小松菜」のレシピ情報をお調べします。』と答えて、写真つきのレシピの一覧が表示される。

 

だのに……『「町田」の「豊満おばさま」を紹介します。』って、どうよ。

 

とにかく機械に向かって話しかけるのは難しい。妙な感じがする。だからだろうか、

音声検索の初期のCMでは「な かめぐろ ♪ ア~~トギャラリィ~♪」とメロディって話しかけていたりする。

 

しゃべってコンシェルのCMでは、「ヤッホー!」と話しかけると「こんにちは!」と応えるのだけれど、

私が「ヤッホー!」と話しかけたのに対しては、『「平野」の「本屋」の場所を地図でお調べします』という返事。

後日、再トライしてみても『ここの最寄り駅から「公園」の乗換えをお調べします。』って、

私を何処へ行かせるつもりなのだろうか。

 

腹が立ったので「アホちゃう!」とののしってやると、「お前よりはましや!」という返事。

いや、これは嘘。実際は、『動画検索で「チャンミン」をお調べします。』だって。

 

そうして、これも後日、「お前はアホか?」と問いかけると、

「ゴメンなさい。頑張ります。」という返事……。あまりに意外だったので、なんかしんみり……。

 

しかし、こういった間違いが起こるというのは、やっぱり原因があるわけで、その原因がマシーンの、

音声判読能力の未熟さにあるのであればよいのだけれど、それが人間の方にあるとすれば心配ものである。

 

「こまつなのりょうり」と訊いて「町田の豊満おばさま」を紹介される私は、そりゃ、確かに声は小さいですよ。

滑舌も悪いかもしれない。けれども、それが原因で誤解されるのならば、まだ救われる。救われないのは、

自分が頭では(小松菜の料理)と思ってしゃべったつもりであっても、実際は、

ハンナちゃん、大好き! チュッチュ!」などと口走っている、という場合で、もう最悪である。

 

まあ、そんな最悪なことはないにしても、機械を音声で操作するというのは恐ろしい。

せめて、街中の自動販売機だけは指先で押して買える状態のままであってほしいものである。

 

 

 

でないと、こんなことにもなりかねない……。

 

 

月は雲間に隠れたし、雨戸も閉めたしガキも寝た。

「お前さん! 今夜もかい?」

「あったぼうよ!」

「でも、おまえさん! 肝心のアレが……」

 

まあ、なくてもできそうなものだが、ほんの少しのためらいが命取りとなる。

やっぱり、あった方が安心だ、と夜の街に買いに出る。

 

もうすでに店じまいした薬局の自動販売機に、まわりに人がいないことを確認してからすばやくコインを投入する。

あとはボタンを押せば下の取出し口へポトンと落ちてくる。ほらね……って、落ちてこない! 

そのかわりに突然、自動販売機が「いらっしゃいませ!」としゃべりだした。

 

ギョッとして、一瞬引き下がるも目を皿にして自販機を見てみると音声対応販売機と書いてある。そうして、

(コンシェルジュがあなたにフィットしたコンドームをお選びします)となっているではないか。

 

ただただ驚いて立ち尽くしていると、

「それでは、あなたの勃起時のサイズを教えてください?」

「えっ! サ、サイズ、ですか?」

 

いきなりサイズを訊かれても、すぐに答えきれないのは当たり前だが、男性であればほとんどが、

中学生時には測っている筈である。ほれ、あなたも測ったでしょう、家庭科で使うメジャーで……。

 

「コンドームはS、M、L、LLの四種類ありますので、センチでお答えください」

「いまは、えーと、たぶん11.5センチくらいかな」

「11.5センチですね……」と言ってから自販機は小刻みに震えた。

その動きが笑っているように見えるのは被害妄想かもしれないけれど、男にはソレは許せない。

 

「ちくしょう! 笑いやがったな! 機械のくせしやがって」と腹立ち紛れに自販機を拳骨で叩いてやる。

「お客様、止めてください。叩かないでください。私は笑ってなどおりません。モーターです。ああ、

それ以上叩きますと警報のサイレンが鳴り響きますし、同時に警察へも通報されます。

そうして、この中央のレンズから撮られたあなたの映像がyou tubeにアップされます」

 

まさか、コンドームを買いに来て警察に逮捕されてはかなわない。

それ以上にyou tubeに載ってしまえば、もう永久に削除できない恐れだってある。

「わ、わかった! わかりました。言うとおりにするから、とにかく早くしてくれ!」 

 

まあ、あとは同じように、

コンドームの厚みを超極薄の0.02ミリにするか厚めの0.1ミリにするかは早漏の度合いによって判断され、

塗布されているジェリー状の潤滑剤の量は相手女性の湿潤を問われ、

表面の凹凸加工についてはイボのあるなしを問われ、香りのありなしでは、香りありを希望した場合は、

10種類の花の香りと5種類の蓄獣の香りからの選択をせまられ、色については無色透明以外であれば、

水色、ピンク、レモンイエロー、スカイウォーカー、レインボー……。

 

とにかくコンドームのコンシェルジュの質問が続くのだけれど、その間に、

向かいのアパートの部屋の電気が付いたり消えたり、近所の飼い犬が吠えたり、近くで野良猫がさかったり、

あるいは背後をアベックがうろちょろしたり、あるいは二、三人のヤンキーがからかっていったり、

自販機に酔っ払いが立小便を引っ掛けたりするのを、なんとかやりすごしながら、

 

「では、最後にお訊ねします。お相手の女性はゴムアレルギーではございませんか?」

「もちろん、ゴムアレルギーではありません」

 

「わかりました。では、あなたに最適なコンドームをお選びしますので」と言うや否や自販機は点滅すると、

「お待たせしました。あなたに最適な、

11.5センチSサイズの0.02ミリ極薄タイプ、ゼリーたっぷりイボつき、猫の肉球の香りつきレインボーは、

残念ですが品切れでした。ですので、もう一度最初からお願いします

 

 

 

 

 

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進駐軍が去った後のオキュパイドジャパン

2012/01/09 12:54

 

 

外国(人)に自国民の利益を主張できない政府、ダメなことはダメと言えない国家って、

果たして独立国なのだろうか……。

 

8日の産経新聞によると、

公務員試験で外国人参政権を憲法上問題ないと容認しているかのように判断させる出題があったことがわかった。

 

その根拠が、最高裁判決の、法的拘束力のない傍論であるらしい。

 

最高裁は本論で、

外国人の参政権は国民主権に由来し、憲法上日本国籍を有する国民に限られる、

と外国人の参政権を否定しながら、

 

傍論で、

憲法上禁止されているものではない、とした。

 

国民に向かっては、外国人には参政権はありませんからと安心させながら、

その外国人に向かっては、大丈夫です、憲法上は禁止されているわけではないので、また、そのうちに……、

って感じの、こんな風見鶏判決って、どうかしてるぜ!

 

傍論の盛り込みにかかわった最高裁判事は、産経新聞の取材に、

「(在日韓国人などへの)政治的配慮があった」などと語っている。

 

ああ、なんてこった。

日本は三権分立の国家であるって、教科書には書いてあったのに……ではなかったんだ。

 

で、それで思い起こされるのが大津事件である。

開国して僅か二十数年の小さな国の司法が、世界の超大国のロシアに対して、媚びることなく、

また、その武力に恐怖こそ感じるが些かもたじろぐことなく、弱腰、ビビリ腰の政府の干渉をはねのけ、

司法の独立を保ったのである。

 

小さくても大日本帝国は、国家としての威厳があった。

つまり、誰に対しても「うまいものはうまい」と言えた。もちろん「まずいものはまずい」と主張できたし、

「それは大日本帝国のものでおます」「あれは大日本帝国臣民のものでおます」と言えたのである。

 

ところが、経済、軍備で大国となった日本国は、一方では国家としての威厳をなくした。

つまり戦後の日本国は政治的配慮とかいう症候群にかかってしまい、うまいまずいが言えないばかりか、

日本国固有の領土に日本人が行けなかったり、もちろん外国人参政権についての最高裁判決も然りで、

ほかにも様々な可笑しげな不思議な、情けないことがあり、それらはすべての原因が、

外国(人)への配慮の所為であって、憲法でさえ、日本の国民はもう、

外国(人)への配慮の下に保障されるという、げにスカポンタンな国になってしまったのである。

 

戦後、

「ヤンキー・ゴー・ホーム」って叫んで、進駐軍を追い出したけれど、

現状、中韓にオキュパイド状態の日本国であるならば、いっそ、

「ヤンキー・カム・バック」って叫んで、進駐軍の庇護の下にセカセカと暮らしたほうが、

今よりは気が休まるかもしれない……。

 

っていうか、どの党であろうと日本政府のこの体たらくでは、

まあ、数年以内に北が中国に吸収され、十数年で半島がすべて中国になったとき、

次の沖縄を日本国単独では護れないだろうから、グアムいる米軍に向かって、

首相はじめ内閣全員が太平洋岸に立ち並んで、

「米軍、カム・バック!」って叫ぶだろうが、これをして『遥かなる海の呼び声』と君は言うだろうか……。

 

 

 

 

 

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モジリストとしての『家政婦……』 ニュース記事に関連したブログ

2011/12/20 16:39

 

 

松嶋菜々子さん主演の『家政婦のミタ』は市原悦子さん主演の『家政婦は見た!』のもじりである。

それを承知で見に行って、嵌った人が多いのではないだろうか。

視聴率なのに、続編の予定はないらしい。

バリエーションあるのに、もったいない。 

 

家政婦とした』…って、何したんよ。

 

家政婦と寝た』…あ、そういうことね。松嶋さんなら仕方がない。

 

家政婦はムタ』…いや、無理無理。シャイニング・ウィザードでボッコボコにされちゃう。

 

家政婦は貞』…むしろ、こっちのほうが怖い! 「貞ちゃ~ん」って呼ぶと、テレビから這い出してくる。

 

家政婦はニダ』…あなたニダさんじゃないの? 「噛むさ。ハム煮だ」って、いえ、かまわないわよ、食べるから。

 

家政婦の歌』…故郷を想って唄うのはいいのだけれど、ね、お願い。夕飯の時はナシランでね。

 

家政婦の股』…もっこりしてるけど、あなた女性じゃないの? え、家政夫? お名前が菜々子デラックス……。

 

家政婦が食った』…え、私のドーナツ食べちゃったの。おトイレのスッポンの下に隠してあったのに……。

 

家政婦が来た』…あ、来た来た。ここよ! ってこけてるやん。やっぱり、チョゴリじゃ、走りにくいよね。

 

家政婦はへた』…あなたが今度来た家政婦さんね。あなた何かに似てるわよね。え、茄子のへた? そうねぇ。

 

家政婦は下手』…ちょっと、あなた冗談は顔だけにしてくれない。何をやらしても下手なんだから、もう。

 

家政婦は寝た』…いつまでお昼寝してるのよ! もう5時よ! 夕飯どうするのよ! お買い物まだなんでしょう!

 

家政婦は与太』…あなたみたいなのを与太って言うのよ! でも、どうしていつも旗なんか背負っているのよ?

 

家政婦の旗』…何よ! 拙者は戦国武将じゃ。げによって家紋入りの旗指し物を背負うは当然、って。

 

家政婦はぬた』…幟旗は仕方ないとしても狼煙はあげないでよね。消防うるさいから。とりあえず、ぬた買ってきて。

 

 

 

『家政婦はした』『家政婦にした』『家政婦に似た』……もういいよね。

 

 

追記

    結局『家政婦のミタ』は見なかった。

 

 

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sengoku38とは「仙石氏の嘘偽りのシナリオ」という意味ではないだろうか?

2011/12/14 10:02

 

 

 

  演目    『尖閣一景中華戯』 

       流失映像の巻        

 

  作・演出  内閣官房長官 仙石由人

 

  出演    海上保安官   一色正春

 

 

 

ちょうど一年ほど前である。

通常では、領海外へ追い出して終了だった違法操業の中国漁船の船長を、

敢えて逮捕したのにはよほどの原因理由があったに違いない。

 

中国漁船の違法操業から逮捕に至るまでの様子は海上保安庁の方でビデオに撮影されていた。

 

その2時間はあるという尖閣事件の証拠ビデオを「見せろ」「見せない」

「じゃあ、一部議員に6分とちょっとだけ」「やっぱりダメだ。みんな見せろ!」

「エッチ!」「何がエッチだ! すべての国民にぜ~んぶ見せろ!」

と、もめていると突然、ユーチューブにsengoku38というハンドルネームで、

そのビデオ映像の一部がされたのであった。

 

「あ、やっぱり中国船の方からぶつかっとる」

「故意に、当てにきとるやないか」

 

このビデオにより、日本側の正当性を世界に主張できることになったが、

しかし、いったい誰がどういう理由で映像をしたのだろうかと、

人々の関心がsengoku38に集まってゆくのである。

 

しかし、その疑問もすぐに解けた。というのは、

「sengoku38は私でおます」と現役の海上保安官が名乗り出たからだ。

 

彼は、第五管区海上保安部(神戸市)の巡視艇「うらなみ」の主任航海士である一色正春であった。

彼は44分の映像ユーチューブアップロードした。

 

このスキャンダルに人々はすぐに反応したのである。

 

「彼こそ救国の勇者である」

「いや、国家公務員法違反の犯罪者だ」

「おじさんはボクのデロリンマンだよ」

「公務員が機密ばらしてどうするんや」

「春子ォ~どこ行ったんや!」

 

と、人々の関心は、いつのまにか彼の処遇へと移ってゆく……。

 

そうして、時間の経過が……ビデオ映像への人々の関心を薄れさせるのであった。

映像は、半分も公開されていないというのに、である。

 

これこそ当時の内閣官房長官 仙石由人の思う壺である。

というか、仙石さんが自ら書いたシナリオではないだろうか。

 

中国を宗主国、日本国をその属国であると看做している風のある仙石氏にとって、

中国ともめるわけにはいかないのである。

 

領海侵犯なんて減るもんやなし、

中国様にはおみやげとしてお魚(トト)持って帰っていただけばよいくらいに考えている。

 

もちろん現政権の中国への弱腰外交は海上保安庁も充分に承知しているのだが、

たとえ承知していても見逃せなかった原因理由が発生したのである。

 

だから逮捕した。違うだろうか?

 

領海侵犯なら「もう来るなよ! チャイナら」と見送ってお終いだし、

船をぶつけられたって「大丈夫。保険で直すから」で済ませられそうだが、

たとえば加害行為により海上保安官が負傷したり、あるいは命を落とした場合は、

見逃せないのではないだろうか。

 

命令に従わず船をぶつけてくる中国漁船に対しては力ずくで停船させ、臨検することになるだろう。

しかし、彼らは船をぶつけてくるほどである、「いらっしゃいませ! お待ちしておりました」と、

三つ指ついて出迎えてくれるわけがない。

 

乗り込もうとする保安官に鉄パイプで殴りかかってきたり、で突こうとするなど、

必死のパッチで抵抗するのは、韓国で起こった海洋警官死傷事件でもわかるのである。

 

であるから、尖閣事件でも中国人漁師たちはそうしたはずである。

当時、東京都知事は、海上保安官が銛で突かれたという内容を話されていたし、

ロープでぐるぐる巻きにされ海に放り込まれてスクリューに巻き込まれたとかの噂もあった。

 

これらの信憑性については甚だ曖昧であるが、

それは残りのビデオ映像が公開されていないからである。

 

そうしてその残りの未公開映像の中にこそ、

日本人が満腔の怒り中国(人)に向ける出来事が映されているのだろう。

 

それを恐れた仙石氏が、

一色氏を使って、(理由にならないかもしれないが、彼は海保前には様々な職を経験している)

衝突の映像(44分)だけをスキャンダラスに流させたのではないだろうか。

 

実際、その後ビデオ映像については、誰も追求しなくなってしまったのである。

 

我々は、木を見て森を見なかった、ということだろう。

いや、仙石さんが我々に森を見せないが為に、衝撃的に一本の木を見せたのである。

 

最後に、一色氏は、sengoku38の名前の意味については誰にも話さず、

むしろ謎にしておくほうが記憶に残ってよい、などとしているので、

世間では、「仙石さんパー」とか「仙石左派」とかいろいろの解釈があるが、

私は、sengokuは正に仙石由人その人であり、38というのは所謂「嘘の三八」からのもので、

このビデオ流失事件というのは、「仙石由人の嘘偽りのシナリオ」により実行されたという、

一色氏からのメッセージであると解釈したいのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追記  今回の中国と韓国の事件終結にあたり、韓国にもその映像がユーチューブに流されるかもしれない。

     現役の海洋警察官がLee38というハンドルネームで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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橋下政権のアキレス腱は正体不明の松井さん

2011/12/02 01:20

 


大阪都構想の何がどうで、この先いったいどうなるのかなんて詳しいことはわからないけれど、

とにかく大阪府民は、橋下氏に期待をしたようである。

 

それは橋本氏が大阪市長に当選したことよりも、大阪維新の会の幹事長である、

といってもほとんど無名だった松井さんが、大差で大阪府知事に当選したことでもわかるのである。

 

実質、橋下氏は大阪市長となったが、依然として大阪府知事でもあり続けることとなった。

もう府民感覚では大阪都知事といってもよいのかも知れない……。

 

しかし、依然風当たりは強く、マスコミも露骨に反維新である。

 

選挙翌日のクローズアップ現代を観たのだけれど、

新知事の松井さんに対しての、厳しい表情の政治学者による質問が、

まるでイジメ嫌がらせのように感じたのは私だけだったろうか……。

 

しかし、松井さんも松井さんである、その質問を聞いているのかいないのか、

ほとんど下を向いたまま(おそらく手元のカンペを見ているのだろう)、鼻なぞを指で掻いている。

 

わっちゃ~! 見てられへんわ。

せやから言わんこっちゃないんや!

答えられへんからいうて泣いたら、あかんで~~~~~!

 

と見ているこちらをハラハラと心配させるほど、その態度は、あきらかに余裕の態度ではなかった。

 

そらそうやわ、選挙活動見ていて、ひとの良さそうなのはわかるが、しゃべりは下手糞である。

愛想よく笑っているが、言うてることの中身が伝わってこない

温和だけれど、身内から溢れるようなパッションがちーとも感じられない

 

しかしNHKのことだから事前に質問の内容ぐらいは松井さんに伝えてあるのか、いや、

たとえ事前に質問内容の伝達がなくても、橋もっちゃんならきっと言うてるはずである。

 

「松井さん、どんな質問がきても教えたように話してください」

 

だから松井さん、学者先生の小難しい質問など端から聞く耳を持たず、

とりあえず、橋もっちゃんに教えられた通りのセリフをカンペで確認していたのだろう。

 

松井さんの答えが、政治学者の問いの答えになっていなかったように思ったのは、

これは小馬鹿な私の勘違いかもしれないけれど、司会者は番組をまとめることもなく、

放送終了時刻が来て無事番組は終ったのである。

 

この様子を見て、橋本政権のアキレス腱は松井さんであると確信した私は中馬鹿かもしれない。

 

が、しかしである。

橋下徹さんが腹話術師の川上のぼるさんであり、松井さんが人形のハリス坊やであると例えるのは、

橋本徹さんがいっこく堂であり、松井さんが人形のジョージであると例えるよりは洒落ているのである。

 

というのも名前は、橋の下を通る、か、川の上をのぼる、という近似があり、

人形のハリス坊やというのは、もともとハリス食品というスポンサー名で、そのハリス食品という会社は

『ハリスの旋風』というTVアニメを提供していて、その主人公がドンガンドンガラガッタの石田国松といって、

だから松井さんが松っちゃんと呼ばれるように石田国松も松ちゃんと呼ばれ、つまり……え? もうええて?

そんなしょうもない話はほかでせえ! ですか、わかりました。すみません。ほな次行きます。

 

 

「やっぱり選挙はたいへんでしたね! ねえ、松井さん……」

普段以上に笑みをたたえた橋下が膝上に抱きかかえた人形に語りかけるも、

人形は橋下の胸元に顔を伏せたまま死んだようにじっとしている。(そらあたりまえ、にんぎょうだもの……)

 

「松井さん、寝てるんですか! 起きてくださいよ! て、こら起きんかいな! ぼけ! かす! あほんだら!」

人形の後頭部を二、三発、平手ではたく。

 

「あ……痛っ! なにしますのや橋下さん! いうてもわしは大阪知事やで!」

言いながら橋下は人形の中で、左手の人差し指と中指を使って糸を操り器用に目をパチパチまたたかせてから、

腹話術でセリフを言いながら親指で口をパクパクと動かせた。

 

「なにが大阪知事やで、ですか。偉そうに。いいですか、予定通り、あなたには人形でいてもらいます。

必要なことは、私が背後からしゃべりますので、あなたは口をパクパクさせてればいいんです」

 

「いや、そら、あかんわ! わし見てみ、顔、鯉に似てるやろ。そんなもん口パクパクなんかさせてたら、

ほんまの鯉や思われてしまう」

 

「だったら、こうしましょう。簡単な定型句だけしゃべってください。例えば、

『大阪を再生させ元気を取り戻します』とか『その件は橋下に伝えておきます』とかの決まり文句です」

 

「そらええ。楽やわ。そしたら明日上京して就任の挨拶しますでしょう。

なんか民自公の3党幹事長が会ってくれるそうなんですが、これは、どう言うたらよろしいやろ」

 

「わかりました。松井さん、では最初にこう言ってください。『本日は結構なお天気さんでございます』

 

「『本日は結構なお天気さんでございます』ですか。挨拶ですな。でも、雨やったらどないします」

 

「まあ、雨やったら『本日は残念なことに鬱陶しいお天気さんでございます』くらいでいいでしょう」

 

「なるほど、そしたら雪やったらどないしましょ」

 

「雪? そら冬やから雪も降るやろうから『本日は寒いと思いましたら雪になりましたな』でいいでしょう」

 

「ふ~ん。霙は?」

 

「みぞれ?」

 

「あと雹とかも降ってくることありますし……」

 

「ちょっと松井さん。晴れ以外は『鬱陶しいお天気さんでございます』でよろしい。その挨拶が終れば、もう、

何も言わなくても結構です。あとは松井さんお得意の『いや、もう。いやいや、もう』で通してください……」

人形にそう言い含めると橋下は松井人形をトランクへ押し込んだ。

鍵をかけると、宅配便の送り状を貼り付ける。

 

あて先は、東京都千代田区永田町1-7-1  国会議事堂

 

これからは、大阪でも関西でもない。

橋下の眼前に待っているのは、日本国をどう再生させるか───。

そのためにも、大阪都構想は成果を得たい。

であれば、やっぱり松井大阪府知事は橋下の人形であることが必要である。

 

人形が意思を持って動き出したり、へたにしゃべりだしたら碌なことにはならないのである。

 

しかし、その松井さんの正体が判然としない。

新聞には、橋下さんに意見したこともあったと書いてあったし、週刊誌の広告には、

橋下をつくった「闇の大将」松井一郎の正体という目次広告もあって、胡散臭さは拭えない。

 

拭えないのだけれど、橋下さんと松井さんが知事業務の引継ぎをした時の映像を見ると、

やっぱり松井さんは橋下政権のアキレス腱であると認識される。

 

報道陣を前にして、ご両人が並んで椅子に腰をかけるのだけれど、

橋下さんが、

「(知事の仕事で)残したことがあるので、よろしくお願いします」というのに対して、

松井さんは、

いや、もう。いやいや、もう。……まあ、これからですけど」と応えていた。

 

なんじゃこれ?!

 

普通、一般的には、

「おはようございます」と挨拶されれば「おはようございます」である。

「よろしくお願いします」と言われれば「こちらこそよろしくお願いします」とか「まかせてください」

とか「お互いに頑張りましょう」とか応えるのではなかろうか。

それなのに「いや、もう。いやいや、もう。まあ、これからですけど」って、何を言いたいんだか。

 

ただたんに口下手な所為だろうか、それとも橋下にたいして腹蔵する考えでもあるのだろうか。

 

この男、利巧かそうでないか、その観点から大阪都構想を眺めるのも面白そうだ。

今のところ大多数は、松井知事は橋下の人形であると思っている。

 

メディアだって、

橋下さんの「よろしくお願いします」にたいして、

松井さんは「いや、もう」というところでカットして、テロップを流しているくらいだから、

同じようなものである。

 

まあ、カットせず流したとしても会話になってないのだから、仕方がない。

 

いまのところ世間一般、松井さんのことを口下手、話下手、感情が感じられない、眉毛が下がっている、

顔が鯉に似ているなど、ネガティブな面しか見ていない。

 

このネガティブさがわざと作り出したものならば、彼は本当に闇の大将かもしれないが、

天然のものであるならば……まあ、始まったばかりである。とりあえずは期待しましょう。

 

 

 

 

(追記)

NHK大阪で「どないすんねん大阪」(75分)という討論番組があって、

件の政治学者と松井さんの第二ラウンドが見られた。

 

最初の30分だけ見たのだが、その限りにおいては政治学者の負けである。

険しい顔付きと居丈高な態度でした質問が、あまりにも幼稚すぎて、

松井さんに言下に切り捨てられていた。

 

大阪都構想については学者先生があれこれ言うよりは、やっぱり

維新内で相当議論し、これから実践しようとする松井さんの方に分がありそうだ。

 

ところで気になったのがスタジオのセットである。

画面右側の松井さんの背後には背丈以上あるだろう松が枝を横に拡げていた。

だから画面に松井さんが映れば、画面の上から3分の1ほどが松葉であり、

つまり顔の左右に松の枝である。

 

松は長寿を表す縁起のよい木であり、松井さんの名前に掛けた洒落であると判断できるのだが、

画面左の学者先生側の寄木というのか複数の木が盛ってあったのだが、

その一つに赤い実をつけた南天があったように思う。

 

南天というのは「難を転ずる」「不浄を清める」とかの意味があり、

便所や鬼門に植えられるらしいのだが、

今回、維新の反対側に置かれた意味内容とは、いかなるものなのだろうか……。知りたいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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麻原尊師と十二使徒、などと呼ばせないように。

2011/11/23 17:10

 

 

一連のオウム裁判が終了し、あらためてその死刑囚の数を見て驚かされた。13人である。

内訳は、麻原と12人の弟子

 

「わっちゃ~!」というのが正直な感想である。

 

多いとか、少ないとかではなく、1と12という割合具合

 

とりあえずはあと一人、追加で死刑にするとか、あるいは誰かを無期に減刑するとか……、

対処策として、そのような不謹慎極まりないことを考えるのは、あるものと構図が同じだからである。

 

もちろん、あるものとは『最後の晩餐』である。

 

 

イエスは処刑される前夜、12人の弟子たちと晩御飯を摂った。

翌日、イエスは処刑されその三日後に復活する……。

 

宗教に無知蒙昧な私でも、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』は知っているのである。

これを利用しない手はないないだろう。

 

現にオウム真理教の母体は存続していて信者も1500人くらいはいて、毎年100人前後は増えているらしい。

そのほとんどは若い人たちであり、オウムの犯罪を知らない。

施設内には麻原の写真が飾ってあり、かつてのサティアン跡地へ見学に行ったりしている。

 

社会は暗い。不景気。

生活保護受給者は過去最大の205万人を超えた。

政府は無能である。地震、津波、台風、大雨など自然災害が怖すぎる。

もう、信じられるものなどどこにもない……。

 

そんな時代背景だからこそ宗教がうけ入れられる。

 

日本国は法治国家である。

裁判で死刑と決まったのだから、死刑は執行されなければならない。

しかし、後のことを考えると難しい。

 

死刑執行により、麻原はとなって崇められる。

12人の弟子たちも、処刑されることで殉教者となり使徒として敬われる。

 

だから、「わっちゃ~!」なのである。

 

語らぬままに処刑されれば神となる麻原が、死刑台の階段で、

泣いて、懇願して、暴れて、暴言吐いて、駄々っ子して、おしっこ洩らして、脱糞して、気絶して……。

 

こんな状態では刑の執行は無理であると、前代未聞の延期となるくらいのダメポぶりを見せてくれれば、

誰も、彼のことを敬わなくなると思うのだけれど、ああ、誰かジェリー神父の役を引き受けてくれないだろうか。

 

 

* ジェリー神父とは、米映画『汚れた顔の天使』に出てくる神父の名前である。

(彼は、むかしの仲間であり、いまは強面で、何事にもくじけない、不良の子供たちが英雄と憧れるギャングのロッキーに、処刑される時には臆病者として、泣き喚いてくれと頼むのだが……)

 

 何か最近、この映画を引用する機会が多い……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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紀元は2671年だゾォ!

2011/11/19 17:15

 

 

昨夜、久しぶりにテレビアニメのクレヨンしんちゃんを観たのだけれど、

本編が終ってから流れたスポンサーのCMを見て驚いた。

 

「これって『紀元二千六百年』の歌じゃん?」

 

 

スポンサーはフルタ製菓

CMはセコイヤチョコレート、生チョコレートの映像を映しながらバックに社歌を流しているのだが、

その社歌というのが紀元二千六百年の歌と非常に似ている。

 

行進曲調になれば似るものなのかはわからないけれど、

紀元二千六百年の曲をベースに、もう一つ軍歌を絡めて編曲したような曲であると、私は思った……。

 

よろしければ、お聴き比べを。

 

 

 

 

 

 

ところで同じ製菓会社グリコのこのCMはいただけない。

押しがけして、飛び乗りって……危険ジャン。 

 

 

 

 

が出てきたので、私の好きな車のCMソングを……。

思わず、ブルンブルンしちゃいますから。

 

 

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ギリシャの首相はパパな、のだ!

2011/11/14 15:06

 

 

 

おーい、バカボン! 

 

ママはどこにいるのだ! 

 

      

                                    

                                    ちょっとパパ!  待ってよー! 

 

                                                                                                                                                       

 

 

                 

 

 

 

                                                 (赤塚不二夫 天才バカボン)

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迷惑なんだニャロメ! 

2011/11/13 23:29

 

 

 

           

          

 

オリンパスでやんす! 小生、飛ばしすぎたでやんす!」

 

「オリ~ン、パスパスパス。って仲間呼ぶんじゃねえぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自分よりダメな人がいて、それで救われた。

2011/11/12 00:14

 


忘れられた作家の代表的存在として、大正時代の藤澤清造をあげる西村賢太氏は、

自身歿後弟子と称するほどに私淑しており、頼まれもせぬのに墓守までしている。

 

そんな西村賢太氏は今年芥川賞を受賞した。

 

当然彼は、その芥川賞の権威をかざし、新潮社に、田山花袋が激賞し、島崎藤村今東光らが賞賛したという

師匠である藤澤清造 乾坤一擲の小説である根津権現を文庫本で出版させたのであった。

 

      それがこれだニャン!

         

    (当時削除された箇所は戻され、輪姦とかマスターベーションなどという伏字が書き起こされたからといって、

     けっして『根津権現』ではないので、そこんとこはよろしくニャン!)

 

かつて清造は、芥川を介して新潮社に、この本の出版を依頼したのだが断られた経緯がある。

あれから85年、弟子が芥川賞を獲り、師匠とは曰く因縁のある新潮社に報いた結果となったのである。

 

しかし85年の歳月を超えて突然、陽のあたる場所に引っ張り出された清造───彼の気持ちは如何ばかりか……?

 

「こら! いきなりなにするんじゃ! あ、止めろ! 引っ張るな!」

「いやあ先生、どうぞ! 遠慮なさらず、もっと前へ、陽のあたる場所へ。ささ、どうぞ!」

「何が前へや。何が陽のあたる場所へや。わしがマスターベーションしてんのがわからんのんか!」

「わかっています。ボクも一週間に二回はかきますから。でも、先生ほどのお方が柱の節穴をおかずにマスターベーションだなんて、ボクと一緒に風俗行きましょう。3Pしましょう! 朝吹真理子に似たコがいるんですよ」

「ボクと一緒に行こうって、そのまえに貴様はいったい何者なんだ!」

「もちろん先生の弟子です!」

「弟子だと……。わしには弟子なぞおらんぞ!」

「歿後弟子です」

「ぼ、歿後……」

「そうです。先生は公園で凍死されたんです。そうして野垂れ死にの身元不明者として埋葬されたんです」

「ということはなんじゃい、わしは死んだのか……」

「先生は文壇に認められることもなく、いつも貧乏のぼろぼろで、骨髄炎の後遺症を引きずりながら、金ができれば、いえ、金が無くても質入した金で淫売買って、挙句、梅毒になって、脳に異常をきたして、公園で凍死したのです」

「じゃあ、なにかい、わしは、いつも貧乏のぼろぼろで、骨髄炎の後遺症を引きずりながら、金ができれば、いえ、金が無くても質入した金で淫売買って、挙句、梅毒になって、脳に異常をきたして、公園で凍死したというわけかい」

「そうです、そうです。先生は、いつも貧乏のぼろぼろで、骨髄炎の後遺症を引きずりながら、金ができれば、いえ、金が無くても質入した金で淫売買って、挙句、梅毒になって、脳に異常をきたして、公園で凍死したのです」

「何回も言うな! それはわかったが、ではどうで君は、原稿とりのわしなぞの弟子になったんじゃ」

「何をおっしゃってるんです。先生は文学史に名を遺して当然な作家です! ボクは、先生の作品を読んで救われたのです」

「救われた? 君がわしに救われた……?」

「そうです。先生は、いつも貧乏のぼろぼろで……いや、これはもういいですね。つまり、自分よりダメな人がいたんだと思うと、救われた気持ちになったのです」

「というと君は師匠を踏み台にして、つまりわしを蔑むことをバネに文壇に這い上がったということになるではないか」

「そんなことはありません。先生は、こうして現代によみがえったのです。遠からず『藤澤清造全集』も出しますので」

「いや、ちょっと待ちたまえ! わしが貧乏のぼろぼろで、惨めな疾病を引き摺りながら、それでも貪欲な性欲をむき出しに、そのことを私小説として書いたのは、文壇において確固たる地位を築いてこその体たらく。それがかなわず、それどころか脳に異常をきたして公園で凍死なぞという結末であれば、わしはそんな惨めな人生を人前にはさらしたくない! もう、まったくの見世物じゃないか!」

 

 

なにか、そんなところがあるのではなかろうか。

今回、新潮社から『根津権現』が出版されたのも、作品の評価によってではなく、西村氏の作品の餅ー麩が藤澤清造であり、彼のどの作品もことごとく酒と暴力と女と清造で、この清造というおっさんは、いったいどんな人物なのかと気になって読んでみたのである。

 

私が読んだ感じでは、よみやすく、面白くない作品ではなかった。ただ、くどい

原稿用紙500枚を超える大作であるが、友人の自殺の真相を語る部分が、やたらに長く、繰り返し語られるので、その部分が300枚あるのであれば、30枚に削って、全篇で230枚くらいにすればよいように思った。しかし、それが文学でおます、といわれればしかたない。

 

ところで西村氏が藤澤清造に共鳴し、尊敬するのは本当だろう。それは言葉だけでなく、彼の日常が藤澤清造の為に過ぎてゆくのでもわかる。

彼が、藤澤清造の全集を出版しようとするのはその最たるものであり、そのために借金してまで高価な藤澤清造の稀少本を買おうとすることも、付き合っている彼女を殴るのも、酒を飲むのも、風俗へ行くのも、藤澤清造へのオマン……ではなく、オマージュの表れである。はな、風俗で出てきた湯女を思い切ってチェンジするのもそうであれば、また、我慢して、することだけはするが、延長などせず、せいぜい毒づいて逃げ帰るのもそうである。

 

彼は、自分の日常を、つまり藤澤清造の為の日常を、酒と暴力と女とを絡めて私小説として書く。(私小説───わたくししょうせつ

だから、藤澤清造の全集を出してしまえば、西村賢太は何を書くのだろうか。

それがはっきりとしないうちは、全集をだすような男ではないと見えるが……。

 

 

最後に、

西村賢太氏は自身の小説を、自分よりダメな人間がいるんだなと思ってくれれば書いたかいがある、などとおっしゃったそうだけれど、芥川賞をとってしまってはそれは言えないのではないだろうか。

西村さん、あなたが藤澤清造に救われたのは、彼が、ダメな人生を送り、惨め過ぎるほどの姿でこの世を去ったからではありませんか。

あなたのように、たとえダメな生活を過ごしていても、それが糧となって流行作家になってしまっては、ダメ人間は救われない。

 

だから、そんなセリフはよしてください。

 

もし、ボクみたいなダメダメ人間を救ってくださるなら、その芥川賞さえもふっとぶような、無様で、惨めで、それこそ師匠の藤澤清造が気が変じて野垂れ死にした以上の、この世で一番のぶざまを見せてください。って、なんか米映画『汚れた顔の天使』のジェームズ・キャグニーを思い出しちゃった……。

 

 

 

 

 

 

 

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